小平智、池田と激戦制しメジャー2勝目

 「日本オープンゴルフ選手権・最終日」(18日、六甲国際GC東C=パー72)

 首位スタートの小平智(26)=Admiral=が大会連覇を狙った池田勇太(日清食品)との一騎打ちを制し、2013の日本ゴルフツアー選手権以来、メジャー2勝目を飾った。今季初勝利でツアー3勝目。

 スタートの2打差リードを保って折り返し。だが後半10番でボギーをたたき1打差に迫られる。13番でもボギーとし、ついに池田と並んだ。

 15番でロングパットを沈めるバーディーで突き放したが、17番で再び通算13アンダーで並び、最終18番へ。

 池田がパーパットを外しボギーとし、小平はパーパットを沈め、激闘に決着を付けた。

 小平はスコア提出後、NHKのテレビインタビューで次のように喜びを表した。

 -今の気持ちは。

 小平「すごく率直にホントにうれしいです。勝ちたい試合の一つだったので、すごいうれしいです」

 -最後の18番のパットは。

 「頭が真っ白で入れることだけに集中していた。(入った瞬間は)何も考えられなかった」。

 -前年覇者・池田勇との一騎打ちだった。

 「相手は見てなかったので、自分のゴルフに集中していたが、なかなかスコアを伸ばせず苦しかった」

 -苦しい中での勝因は。

 「自分の持ち味はショットなので、ショットでスコアを作っていくという気持ちで、最後はドライバーでどんどん振っていったが、それがフェアウエーに行ってくれた」

 -心の方は。

 「今年は脳の勉強をしているので、それを意識して心がけてやりました」

 -去年は2位タイ。

 「勇太さんにリベンジできて自信になったので、これからの試合につながると思う。これからもバンバン優勝したい」

 -日本オープンの歴代優勝者に加わった。

 「(1ラウンド最小スコアの)ジャンボさんの記録を今回抜けて自信になった。歴代のすごい先輩たちの中に僕も名前を刻めて、すごくうれしいです」

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