松山、18番バーディーでV戦線残った
「男子ゴルフ、ダンロップ・フェニックス、第2日」(20日、フェニックスCC=パー71)
1アンダー、17位からスタートした松山英樹(23)=LEXUS=が5バーディー、2ボギーの68で回り、通算4アンダー、11位へ浮上した。
なかなか波に乗れなかった松山が、最終18番でようやく会心のショットを放った。ドライバーの第1打を314ヤード先のフェアウエーに置き、残り246ヤードをユーティリティーでピン左奥6メートルに2オン。イーグルパットこそ外したが、難なくバーディーを奪い、優勝戦線に踏みとどまった。
「昨日とあまり状態は変わらないけど、最後のティーショットとセカンドはいいショットを打ったので、明日につながると思う」
決勝ラウンドは首位に3打差で迎える。上位が伸びていないだけに、逆転Vの可能性は十分にある。「優勝争いをしたら、もっと難しい場面がくる。今日みたいなミスをしたら間違いなく勝てない。上位が伸びていないので、明日からどんどん伸ばしていきたい」と目線を上げた。