松山英樹、猛追も2位で大会連覇逃す
「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・最終日」(22日、フェニックスCC=パー71)
通算8アンダー4位から出た松山英樹は1イーグル、4バーディー、2ボギーの67を出し、通算12アンダーまで追い上げたが、藤本佳則と並んで2位だった。
最終18番、松山が連日のイーグルを奪った。ピンまで残り241ヤードの第2打を4Iで手前2・5メートルに乗せ、これを沈めた。この時点で優勝した宮里優に2打差まで迫ったが、あと1歩届かず、日本人では尾崎将司となる以来の大会連覇を逃がした。
「最後はイーグルを取るしかなかった。グリーンに上がって(宮里優が)14アンダーになっていたので、ちょっと厳しいなと思った」。前半は短いパットが入らず、2ボギーが先行。苦しい出だしから、最終的には追い上げての2位。「パットをショットでカバーできたかなと思う。この狭いコースによく対応できた」と振り返った。