米ツアーで松山英樹が２勝目を挙げたことを受けて、日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）の倉本昌弘会長は８日、「実績のあるファウラー相手にプレーオフで勝ちきっての優勝は素晴らしい」と称えた。

　日本人の複数回勝利は３勝の丸山茂樹に次いで２人目。倉本会長は「次は丸山の３勝を抜いてほしい」と話すとともに、日本人初のメジャー制覇の可能性についても「勝つのは簡単じゃないけど、（フェニックス・オープンのような）一般の試合で勝利を重ねることで可能性が高まっていく」と話した。

　また、同会長はリオ五輪ゴルフ強化委員長も務めており「松山がリオ五輪代表の第一候補であるのは間違いない。（６、７月には）メジャーもあるので大変な日程になるが、リオでも頑張ってほしい」と、金メダル獲得を期待した。

　同会長はこの日、兵庫・東条の森ＣＣで行われたＰＧＡゴルフアカデミーのリニューアル記者発表に出席して取材に応じた。