松山が首位と3打差、5位浮上
「米男子ゴルフ・マスターズ・第2日」(8日、オーガスタナショナルGC=パー72)
松山英樹(24)=LEXUS=がこの日パープレー、通算1アンダーで首位と3打差の5位に浮上した。
首位はJ・スピースの通算4アンダー。2位に1打差のR・マキロイが続く展開となった。
前日は強風とショットのぶれが、松山を苦しめた。修正を図ったが、この日も前半は、1番で2打目を左に外してボギー。5、6番でもパーオンに失敗してのボギーとフラストレーションを感じながらのゴルフが続いたが「7番あたりから」感触が戻ってくる。
2打目をピン右上3メートルにつけてこの日の初バーディーを奪うと、8番パー5でも連続バーディー。真正面からの逆風もあり11番はボギーとしたが、12番で右からの6メートルのパットを、最後のひと転がりで沈めると、14番まで3連続バーディーと、世界基準の切れ味を披露した。
2日目を終えての5位は、最終的に5位まで上った昨年(12位)を上回る。
「いい位置だと思います」という静かな口調に、自信を漂わせていた。