松山、首位と2打差の3位タイに浮上

 第3ラウンド、ホールアウトし同組の選手と握手する松山英樹=オーガスタ・ナショナルGC(共同)
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 「米男子ゴルフ・マスターズ・第3日」(9日、オーガスタナショナルGC=パー72)

 首位と3打差、通算1アンダーでスタートした松山英樹(24)=LEXUS=はこの日3バーディー、3ボギーでスコアは変わらなかったが、3位タイにまで浮上した。

 松山は前半を通算2アンダーで折り返し、14番で左上8メートルのバーディーパットを完全に読み切ってガッツポーズ。この時点で首位・スピースに1打差にまで迫った。

 ただ15番、グリーン上、カラーからパターを使った16メートルの寄せが2メートルオーバー。返しを外して、パーにとどまったことで、16、17番と「(パットが)少しおかしくなった」と連続ボギー。

 それでも首位とは2打差の3位。3日目を終わってこの順位は、日本人選手として過去最高位だ。上との差は「あってないようなもの」という松山。もはやその目には、世界の頂上しか見えていない。

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