松山、日本人初快挙 2年連続トップ10

 最終ラウンド、1番でアプローチショットを放つ松山英樹=オーガスタ・ナショナルGC(共同)
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 「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(10日、オーガスタナショナルGC=パー72)

 日本人男子初のメジャー制覇が期待された松山英樹(24)=LEXUS=は、この日1オーバー、通算イーブンパーの7位に終わった。

 それでも昨年の5位と合わせ、2年連続のトップ10入りは日本人初の快挙だ。

 もちろん本人は「悔しいですね」と、全く満足はしていない。

 4番。ティーショットがほんのわずかだけ短く、バンカーに。ここでボギー先行となると、5番はティーショットが左。2打目をグリーンオーバーさせて、ボギー。6番パー3はティーショットを右の木に当てるほど大きく曲げてダブルボギーと、3ホールで4打、落とした。

 しかしここから諦めることなく8、10、13番でバーディーを奪い返した。

 松山は「アンダーにまで持って行く力があれば、分からなかった」と、より大きな反発力も今後の課題に挙げた。そして「自分の目指すところまでいければ、(メジャー優勝の)チャンスはある」と、倍返しを誓って、オーガスタを後にした。

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