今平周吾、首位と2打差3位で最終日へ
「男子ゴルフ・ミズノオープン・第3日」(28日、JFE瀬戸内海GC=パー72)
ツアー初優勝を目指す今平周吾(23)=フリー=が3バーディー、ノーボギーの69で回り通算10アンダーに伸ばし、首位と2打差の3位で最終日を迎えることになった。首位は通算12アンダーでマイケル・ヘンドリー(36)=ニュージーランド=と金庚泰(29)=韓国=が並んだ。
3日連続の60台と安定感は抜群。前半6番で2メートルを沈めると、後半も10番で6メートル、16番で4メートルと2つのバーディーを重ねた。
「最初は流れが良くなかったけど、アンダーパーで行けてよかった。3日間、あんまりボギーを打ってないのがいい」と納得顔。
14番パー3ではティーショットをグリーン奥の深いラフに入れたがピンにピタリと寄せるナイスパー。「草の中。深くてボールは見えなかった。寄せるというより乗ればいいかなという感じだった。イメージはそういうイメージだったけど、自分も寄せる気はなかった」と、本人もビックリの脱出劇だった。
日本選手トップをキープし逆転Vも視界に入るが「狙っても優勝はできない。ベストのプレーをするだけ」と控えめ。上位4選手に与えられる全英オープン(7月14~17日、英国・ロイヤルトゥルーンGC)出場権に照準を合わせ「4位以内には最低そこは」と話していた。