金庚泰、目の異変で崩れるも首位タイ
「男子ゴルフ・ミズノオープン・第3日」(28日、JFE瀬戸内海GC=パー72)
昨季の賞金王で今季2勝の金庚泰(29)=韓国=が3バーディー、1ダブルボギーの71で回り通算12アンダーでマイケル・ヘンドリー(36)=ニュージーランド=と並び、首位をキープした。
前半2、5、6番で次々とバーディーを奪い14アンダーまで伸ばし、独走態勢に入ったが、後半に暗転した。
12番で左ラフからの第2打をチョロ。第3打もラフに入れ、4オン2パットのダブルボギー。原因は目にあり、「11番から左目が白く見えるようになってきて距離感がつかめなかった」と明かした。
疲労がたまると、たまに目に異変を感じることがあり、この日は曇天でサングラスをかけなかったことも影響。「集中力も落ちてきた」と、その後はすべてパーでしのぐのがやっとだった。
絶対王者に生じた異変でV争いは混戦になったが本命は揺るがない。「休めば大丈夫。あしたはきょうのように前半で伸ばせれば」と気持ちを切り替えた。