三枝が六代桂文枝 襲名披露公演

襲名披露公演で高座に上がった6代目桂文枝(撮影・坂部計介)
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 桂三枝改め六代桂文枝の襲名披露公演が16日、大阪・なんばグランド花月で行われた。

 襲名という一世一代の舞台ながら、文枝は三枝時代の代名詞ともなった創作落語をネタ下ろしで初披露。常に斬新なスタイルを打ち出し、時代をリードしてきた文枝らしい高座を展開し、「皆さまに育てていただいた三枝を胸に、これから文枝として頑張っていきます」と言葉に力を込めた。

 桂を名乗る落語家の源流とされる「文枝」の復活は、五代文枝さんが2005年に死去して以来、7年ぶり。

 公演では、東西の看板落語家6人がずらっと並んで口上を披露。桂歌丸は「創作落語にますます磨きを」、桂春団治は「六代目といえば文枝だと言われるように」とエールを送る中、六代文枝は深く頭を下げ、聞き入っていた。

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