二股塩谷に蜷川氏が蹴りと檄で愛のムチ
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二股騒動で一時“時の人”となった俳優・塩谷瞬が出演する舞台「トロイラスとクレシダ」のPR会見が16日、さいたま市・彩の国さいたま芸術劇場で行われ、演出の蜷川幸雄氏、主演の山本裕典らが出席した。
二股騒動を起こした塩谷に、報道陣が「恋人を奪う役ですね」と振ると、すかさず蜷川氏が「来たぞ!!泣くなよ」と冷やかし交じりにツッコミ。蜷川氏は騒動前に塩谷をキャスティングしていたことを明かし、「いろんなことがありましたけど、がんばれコノヤロー!!」と塩谷の足に軽い蹴りを入れて、愛のムチをふるっていた。
オール男性キャストによるシェイクスピア・シリーズの第6弾で、トロイの王子・トロイラス(山本)、神官の娘・クレシダ(月川悠貴)、ギリシア軍の使者・ディオメデス(塩谷)の三角関係を描く。
女役の月川とのキスシーンに挑んでいる山本は、「男と意識せず、女性としてお芝居をさせてもらってるので、違和感はないです」と“禁断の世界”にやる気をみなぎらせた。
17日から9月2日まで同劇場で上演。