泉谷しげるが領土問題で韓国歌手ら批判
歌手・泉谷しげる(64)が20日、都内で行われたフランス映画「最強のふたり」(9月1日公開)のトークイベントに出席し、泉谷節をさく裂させた。
車いすの男性と介護士の交流を描いた作品のPRもそこそこに、泉谷は竹島問題や尖閣上陸問題に言及。まずは香港の活動家が尖閣諸島の魚釣島に上陸した問題に切り込み、「あいつらわざとケガしたいんだよ。ケガしたら『我が国民をケガさせた!』と色んなヤツらが乗り込んでくるつもりなんだよ」と発言。
「でも一番いけないのはスポーツ選手。『メダルいらねえ!』くらい言ってみろ!」とロンドン五輪サッカーの日本‐韓国戦終了後に、領有を主張するメッセージを掲げた韓国代表パク・ジョンウを「ふざけやがって!」と批判した。
泉谷がこの日訴えたかったのは、「スポーツやエンターテインメントに関わる人間が本当に言わなきゃいけないのは、『皆で仲良くしようよ』ということだろ」というメッセージ。だからこそ、サッカー選手や、竹島に泳いで上陸した韓国の歌手キム・ジャフンや俳優ソン・イルグクの行動は納得がいかなかった。
政治的に対立してもエンターテインメントやスポーツに携わる人間は友好的であるべきと主張し、“同業者”の安易な振る舞いに「争いを助長しちゃいけない」と吠え、怒りを収めることはなかった。