上戸彩「私には青春がなかった」
27歳の誕生日である14日に2年間交際してきたEXILEのリーダー・HIROと入籍した上戸彩。2人がマスコミにあてた結婚ファクスから、12歳という若さで芸能界に入り、大切な家族のために“大黒柱”としてひたむきに頑張ってきた上戸が、15歳年上のHIROにひかれた“ワケ”が伝わってくる。
上戸は、12歳だった1997年、「国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞して芸能界入り。14日、マスコミに送付した長文の直筆ファクスの中では、12歳で芸能界に入り、自分が何なのかさえわからないほどがむしゃらに働き、「普通の生活、青春がなかった」とも打ち明けた。数年前には、念願叶って、苦労の多かった母親に家をプレゼントしている。
そんな自分に「沢山の青春と笑顔を与えてくれた」のがHIROだった。上戸は、家族や友人だけでなく、事務所に対しても優しさと責任感ある大人の対応をしてくれた「HIROさんの男らしさ、責任感の強さに惹かれました」と明確に記した。HIROは上戸と交際する時に、父親のような存在である上戸の所属事務所の社長にあいさつに行っており、その真摯な態度で交際を認められたといわれる。
どんなことがあっても自分を守ってくれ、交際している2人の都合を押しつけるわけではなく、上戸の家族や所属事務所にまできめこまやかな配慮をしてくれたHIROの姿勢にひかれたことが伝わってくる。
一方のHIROも、「幼い頃から仕事に青春を捧げ、ひたむきに頑張ってきた彼女を心から幸せにしたいと思いました」と呼応するようにつづった。
幼くして芸能界に入り、人一倍頑張り屋で、家族思いで、周囲への配慮を忘れなかった上戸。HIROはそんな上戸を支える大きな存在だったようだ。