テレビ番組収録中の事故で胸椎を骨折し１日から入院していたお笑い芸人のスギちゃん（３９）が２６日、都内の病院を退院し、午後４時から東京都中野区のなかの芸能小劇場で退院＆仕事復帰会見を行った。

　全治３カ月の重傷とは思えないほどピンピンした様子で、「痛みは全くない」と笑顔で回復ぶりをアピール。会見では年末恒例の「流行語大賞」と秋に発表される「ベストジーニスト」のＷ獲得宣言も飛び出した。

　奇跡のスピード退院を果たしたスギちゃんは、患部にコルセットを巻いた痛々しい姿…ではあったが、会見は終始、笑いに包まれた。上半身を覆うコルセットの上から、トレードマークのデニムのジャケットを着たスギちゃんは、「この１年間、ジーンズを着続けたのは誰ですか」と自信満々にベストジーニスト獲得を断言。さらに、「流行語大賞もいただきます」とワイルドにＷ獲得宣言した。

　６月に過労でダウンし、イベントを当日ドタキャンした際にも代役を務めた事務所の後輩・小島よしおら、今回の入院で代役を務めた人には「お礼に何かおごるのか？」と聞かれると、「代わりに仕事をして仕事が増えたんだから（逆に）おごってもらう」と返し、報道陣を笑わせた。

　スギちゃんの代役はほかに、カンニング竹山らが務めている。