山田吾一さん棺に長女手編みのマフラー
今月13日に心不全のため死去した俳優・山田吾一さん(享年79)の葬儀・告別式が19日、横浜市内で営まれ、竜雷太(72)、江戸家猫八(62)、奥山佳恵(38)ら70人が参列した。
出棺前、ひつぎには家族からの手紙、故郷の北海道へ旅行した際の家族写真、長女で元NHKアナウンサーの亜樹さんが編んだマフラーなどが納められた。山田さんがかつて所属していた事務所の後輩だった竜は「侍のようにまっすぐ生きてきた方。目標としている先輩が亡くなられるのが寂しい」と悲しみをにじませた。
また弔辞をよんだ加藤武(83)は山田さんと50年来の親交があり「さよならを1日でも延ばしたい。悪口を言い合いながら芸の道を進みたかった。悔しい、ちょっと早すぎるよ」と遺影に別れのつらさを投げかけていた。