「修復不可能」判決も美元控訴なら泥沼化

 俳優の高嶋政伸と妻でモデルの美元の離婚裁判で、東京家庭裁判所は、原告である高嶋側の主張を認め、離婚を命じる判決を言い渡した。裁判費用は被告である美元の負担となる。これで1年9カ月に及ぶ泥沼離婚裁判は一応の決着をみたことになる。

 判決が言い渡されたのは901号法廷。17席の傍聴券を求めて、295人が並ぶなど、注目の裁判となった。

 「原告と被告を離婚とする。離婚訴訟費用は被告側が負担する。理由については書面の通り」との判決が言い渡された。30秒ほどで判決言い渡しは終わった。判決では、「婚姻関係はもはや修復不可能であり、破綻していると言わざるを得ない」と認定し、「婚姻関係破綻の責任が原告(高嶋)にあるとは言えない」との判断を示した。

 この日は高嶋と美元は出廷せず、双方の代理人が出廷した。判決の瞬間、高嶋側の代理人2人は立ち上がり、充実の表情を見せた。

 今後、美元側は判決を不服として控訴する可能性がある。控訴審になれば、半年から1年はかかることになり、再び泥沼の裁判が繰り広げられる。裁判が長引けば長引くほど高嶋の芸能活動に影響が出るのは必至。控訴審の途中で裁判所から和解を勧告される場合もあり、その場合は示談金の交渉に入ることになる。

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