奇行の華原に親代わり社長が解雇決断
「プロダクション尾木」が華原朋美の解雇を発表したのが07年6月29日。華原はそれまでも薬物依存などからドタキャンを繰り返すなど、“操縦不能”となっていたが、決定的だったのは6月19日に仕事をドタキャンして以降、10日以上も音信不通となったこと。芸能界の親代わり的存在だった事務所社長も、苦渋の思いで、契約解除を決めたのだった。
【以下、07年7月1日のデイリースポーツの紙面より】
薬物依存や奇行から所属事務所を解雇された歌手華原朋美(32)が30日未明、所属事務所社長の携帯電話に「すみません」と留守電を残していたことが分かった。しかし、その後は音さたもなく、依然として、音信不通の状態だ。
6月19日から仕事をドタキャンし、音信不通となった華原は29日も、電話にもメールにも反応がない状態。関係者によると、都内の自宅で意識がもうろうとした酩酊(めいてい)状態で、倒れていたという。
同深夜になり、事の次第に気付いたのか、意識が一瞬戻ったのか、留守番電話に「すみません」と一言残したが、その後は、全く連絡がないという。8年間、何度も何度も復帰を支えてきた芸能界の父のような存在の所属事務所社長は「本当に断腸の思いです。あとは彼女が自分の力で立ち直るのを待つしかない」と唇をかみしめた。