酒井法子 意識ひとつで薬物断ち切れる

 覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた女優・酒井法子(41)が、執行猶予期間が明けた24日、都内で復帰会見を行った。

 オフホワイトのワンピース姿で登場した酒井は、集まった約200人の報道陣に「ただただ本当にうれしい。心の底から感謝しかありません」と復帰への思いを語った。「今の気持ちをのりP語で」という問いかけには「いいんですか、言って。何か申し訳ない、いい大人なのに…」と、ちゅうちょしながらも「マンモスうれPです」とはにかんだ笑顔。逮捕後の裁判では「今は無職です」と証言していたが、この日は「女優業をさせて頂いております」と力強く明言し、芸能界への復帰を印象づけた。

 2009年に元夫が覚せい剤取締法違反で逮捕されたことをきっかけに“失そう”し、その後自ら警察署に出頭して逮捕された酒井。失そう中の心境について「本当に気が動転してて、ただただ怖くてああいう行動を取ってしまった」と振り返った。覚せい剤は再犯率が高いとされているが「(薬物を)断つということに苦しんだことはありません。カウンセリングなどは受けてませんが、意識ひとつで断ち切ることが可能だと思います」と断言した。決意の表現なのか左手薬指と足首に入れていたタトゥーも消していた。

 長男に対しては「一生かけて償っていかないといけない」と神妙な表情。やはり長男の笑顔が一番の心の支えになっていたようで「これからは親として人として『がんばっているんだな』と思ってもらえるようにしたい」と更正した姿を見せることを約束した。

 この日はまず復帰作となる主演舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」(12月15~24日、東京・渋谷区総合文化センター大和田 さくらホール)の製作発表が行われ、その後酒井が単独で会見した。製作会見には共演の今井雅之(51)はも出席し「お市の方役の酒井の方がこの3年間戦国時代だったと思います」と笑わせた。

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