中村梅雀、言語・意識障害振り返る

 ドラマ「赤かぶ検事」シリーズなどで知られる俳優・中村梅雀が23日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」で、昨年7月の舞台公演中に、セリフが全く出てこなくなり、「一過性の虚血による言語障害と意識障害」と診断されたことなどを明かしている。医師には将来的には「脳梗塞の危険信号」とも言われたが、食事制限など節制生活のおかげで、現在は後遺症もなく健康に舞台やテレビなどの仕事を行っているという。

 異変が起きたのは昨年7月1日、この日開幕した舞台「男の花道」の公演中。1幕目の終わりごろから徐々にセリフが怪しくなり、2幕目はほとんどセリフが出なくなった。相手の台詞は全て鮮明に聞こえていて、自分が次にどういう事を言うのかも分かっていながら、全く言葉が出て来ない。共演の中村福助らに助けられ、何とか舞台には最後まで立ったが、終演後に台本を見ると、読んだことのないような台本に思え、メールを送ろうとしても漢字の変換ボタンが分からない…など、明らかに体調に異変をきたしていたという。

 翌日、病院で精密検査を受けると「一過性の虚血による言語障害と意識障害」と診断され、「将来の脳梗塞の危険がある」と早期治療の重要性を説明された。幸い大事には至らず、朝晩2時間半ずつの点滴治療を受け、食事療法や飲酒制限などを行ったおかげで、現在は定期的に受けている血液検査などの数値も全く問題はないという。

 番組には2006年9月に再婚した25歳年下の妻・寿子さんも登場。夫の異変を目の当たりにした時の胸中を明かしている。

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