ランナーズ・ゆうすけ「リオ目指す」
お笑いタレント・間寛平(63)がホストを務める市民マラソン「淀川 寛平マラソン」が3日、大阪府内で行われ、漫才コンビ宮川大助・花子の弟子で、今年1月にコンビを結成したばかりの「ランナーズ」のがんばれゆうすけ(28)が2時間32分14秒で総合2位を記録した。
10キロ部門では、タレント・猫ひろしが圧巻の走り?で優勝。猫は昨年2月の別府大分毎日マラソンで芸能人最速の2時間30分26秒というタイムをたたき出したが、ゆうすけは昨年の東京マラソンで、猫のベストを上回る2時間26分28秒を記録していたことが分かった。
この日、驚異のタイムを叩き出したゆうすけは、芸人としてはこの日のマラソン出場が初仕事。栃木県出身で作新学院から名門・東洋大学陸上競技部に進学。箱根駅伝の登録メンバーに入ったこともあり、“山の神”こと柏原竜二(現・富士通)の2年先輩という経歴の持ち主だ。06年に東洋大卒業後は5年間のサラリーマン生活を経て、東北のチャリティマラソンで知り合った大助・花子に弟子入りしたという。
10キロを完走した猫は報道陣から総合2位に入ったゆうすけの存在を知らされると、「えっ!?ベストは何分ですって?えーっ、僕より速いじゃないですか!!」と強力なライバル出現に大慌て。対するゆうすけは「猫さんには勝ちたいし、狙うならリオ(五輪)を目指したい」と力強く宣言。師匠の宮川花子(57)は「見たか!私のスカウトの腕を」と師弟で猫に宣戦布告した。
芸能人最速の座が風前の灯?となった猫は、24日に出場予定の「東京マラソン2013」に向け「2時間にじゅうにゃにゃ分は出したい」と声を張り上げていた。