昨年いっぱいで芸能界を休養しているものまね女王の荒牧陽子が７日、オートバイでの事故をテレビのニュースで報じられたが、全くの別人であることが分かった。報道の約４５分後に、荒牧本人が「私は　事故っていません」のタイトルでブログを１カ月と７日ぶりに更新。その後、報じたＴＢＳが夕方のニュースでＴＢＳが間違いを謝罪した。

　荒牧は７日、自身のブログを今年初めて更新。「『荒牧陽子さんがバイクで事故』という情報が流れたらしいのですが　それは私ではありません。」と否定。「どうしてそうなったんでしょうか…同姓同名の方が事故をされたのでしょうか…？事故をされた方々が心配ですが　とにかく私は普通に元気です」と驚きを隠せず、別人であることを訴えた。

　今年から休養していることもあり、「思いがけないところで名前が出ると　ハッ！　ってなるので　勘弁してください…」ともつづっている。

　ＴＢＳは午後１時半ごろ、「ひるおび！」内のニュースで「ものまね荒牧陽子さんオートバイ事故でけが」のテロップでバイク事故を報道。内容は「午前４時ごろ荒牧の乗ったオートバイと右折しようとした３０代男性の運転する乗用車が衝突。荒牧は腕に軽いケガをして病院に運ばれた。荒牧側の信号は青で、乗用車の男性が『前方の確認をしなかった』と話している」というものだった。

　ＴＢＳは夕方のニュース番組「Ｎスタ」で久保田智子アナウンサーが、「ここで訂正です」と切り出し、「本日午後１時半過ぎのニュースの中で、ものまねタレントの荒牧陽子さんの乗ったオートバイと乗用車が衝突し、荒牧さんが腕に軽いけがをしたとお伝えしましたが、別の女性でした。当初警視庁でもご本人だと見ていましたが、放送後再確認をしたところ、別の女性と判明したとのことです。訂正すると同時にご本人、そして関係者に深くお詫び申し上げます。失礼しました」と謝罪した。