女優・酒井法子（４１）が１２日、東京・六本木ヒルズアリーナで映画「ダイ・ハード／ラスト・デイ」（１４日公開）のイベントに登場した。酒井がイベントに登場するのは昨年１１月２４日の芸能界復帰会見後初めて。

　劇中に登場する謎のロシア人女性・イリーナをイメージした黒い革のライダースーツ姿でバイクの後部座席にまたがり、颯爽と登場した酒井は、「久々のイベントでうれしくてしょうがない」と終始ハイテンション。主人公のジョン・マクレーン刑事をイメージしたタンクトップ姿で現れた格闘家の角田信朗に対して「筋肉質の男性は好きです！角田さんはタイプの男性」となどと積極的にアピールした。

　公開日はバレンタインデーで、自身の４２歳の誕生日でもあり、「運命的なものを感じる」という酒井。「カップルでデートムービーにしていただいたら、盛り上がること間違いない！」「ジョン・マクレーンがブツブツ言いながら困難を乗り越えている姿がかっこいい！」と映画をＰＲするサービストークを次々に展開。毎回、困難に立ち向かうマクレーンと自身をダブらせ、「私も頑張っていろんな困難を乗り越えていきたい」と“自虐ネタ”を交えて話すなど、絶好調だった。

　酒井は０９年８月に覚醒剤取締法違反で逮捕され、執行猶予が明けた昨年１１月２４日に復帰会見。同１２月１５日に開幕した舞台で女優として復帰を果たした。

　この日、何よりもイメージを大切にするＰＲイベントに起用されたことは、本格的な芸能界活動解禁といってもよく、よほどそのことがうれしかったようで、「久々のイベントでうれしくてしょうがなかった！楽しかったです！」と最後まで超ご機嫌で語った。

　今後の予定については、まだ話せる状態ではないというものの、「ちょこちょこお話はいただいています」とも明かしていた。