「六本木心中」アン・ルイスが引退決意
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米国在住の歌手アン・ルイス(56)が、長男でミュージシャンの美勇士(31)に芸能活動を引退する決意を明かしていたことが6日、分かった。
この日、大阪市内で昨年他界した父・桑名正博さんの偉業を後世に伝えるため、ライブハウス「STATION987」をオープンした美勇士が明かした。美勇士によると、今年2月に米国・ロサンゼルスのアンの自宅を訪ねた際に、アンが「もうテレビにも出るつもりはない」と引退意思を語ったという。
71年にデビューしたアンは「六本木心中」をはじめ数々のヒット曲を連発。95年に体調不良を理由に活動を休止したが、05年に音楽活動を再開。アクセサリーのデザインなども手がけ、断続的に日本のテレビにも出演していた。美勇士は「今はアン・ルイスとは思えない、つつましい暮らしをしています。決意は固そうです。残念ですが完全引退です」と語った。
オープン記念ライブには桑名さんの友人で歌手の内田裕也も駆けつけた。