女優の樹木希林(75)が９日、映画「カルテット！人生のオペラハウス」（19日公開）で初監督を務めた米俳優ダスティン・ホフマン(75)の来日記者会見にゲストで登場し、過激な発言を連発した。

　ずっとダスティンのファンだという樹木は和服で登壇。いきなり「プレゼントににおいの出る数珠みたいな物をもらいました。年を取っていろいろ整理したいので、あまり欲しくはなかったのですが、申し訳ないんでいただきました」と爆笑を誘った。

　手にはカメラ。ロンドンに滞在中の子供や孫から「この映画はロンドンでも評判になっているから、写真撮って送ってくれ」と頼まれ、会場に持参した。

　ダスティンが「本当のことを言おうか。40年前に僕たちはデートしたんだ」と発言すると、樹木は必死の形相で否定。「わたしには40年来別居している夫（内田裕也）がいます。ヤキモチというか、今も愛情という感情を持ってくれてるようです。（そんなこと言うと）殺されますよ」とアカデミー賞俳優に警告。内田との離婚騒動は１９８１年に起きているが、サービス精神旺盛な樹木が場を盛り上げたようだ。