松下由樹 涼風真世に火花散る舞台を

豪華な打掛で風格たっぷりの松下由樹(右)と涼風真世=大阪市内
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 女優・松下由樹(44)と元宝塚歌劇団トップスターの涼風真世(52)が、舞台「大奥 第一章」(初日6月1日、大阪松竹座)で初共演することになり22日、大阪市内で1着数千万円という打掛(うちかけ)姿で会見した。

 大奥の世界に初参戦する涼風は、松下演じる春日局と対立するお江与役。会見では松下と目を合わせず、徹底した役作りかと思いきや「緊張で震えています」と余裕がないことを明かした。

 一方の松下はテレビシリーズに出演し、11年の舞台版で全国公演もこなしたことから余裕が感じられ、打掛の着こなしも貫録充分。初対面の涼風に「柔らかい方。でも板(舞台)の上では火花が散るような、遠慮せずにぶつかっていきたい」と意欲的に語った。しかし、この日は記者会見。打掛の持ち方をそっと涼風にアドバイスし、“優しい”春日局を見せていた。

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