日本の景気回復を応援するために結成された４人組アイドルユニット「街角景気☆ＪＡＰＡＮ←」が、１日に１ｓｔシングル「アベノ☆ＭＩＸ」を発売した。同シングルは、安倍首相の経済政策「アベノミクス」を意識したもので、歌詞に経済用語などをわかりやすく取り入れている。

　同ユニットは、１９６０年代のいざなぎ景気、８０年代のバブル期にはいずれもミニスカートが大流行と、日本の好景気とミニスカは密接な関係があることに着目。日本の株価に合わせスカートの丈を短くすることを売りに４月７日にデビューした。

　だが、偶然にも翌８日には株価が４年７カ月ぶりに１万３０００円台に回復。丈を短くするどころか、以後はスカートをはかず、東京・秋葉原の常設劇場でのステージでは、アンダースコート姿での出演を続けている。今後、株価が１万４０００円台に乗った際には、「さすがにこれ以上脱げない」と、かぶりもの姿を披露するという。

　現役東大生のリーダー・桜雪（２０）は「日本全体の経済を潤していくことを促進させるために、私たちが伝え、歌い、踊ることで、景気が上がるムード作りをしてきたい」と、シングルのヒットとともにさらなる景気高揚のＷ効果を誓っていた。