女優の酒井法子(42)が７日、都内で、ＢＳジャパンのスペシャルドラマ「黒い報告書　女と男の事件ファイル３　誤解」（７月６日放送　後９・00）の制作発表に出席した。

　ドラマ出演は、昨年11月に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けて執行猶予が明けて以後初めて。フジテレビ系「まるまるちびまる子ちゃん」の放送が終了した08年２月末以来、約５年４カ月ぶりとなる。雑誌「週刊新潮」を舞台にした作品で酒井は久しぶりのドラマ撮影現場に、「ガチガチで来てしまった」と苦笑いを浮かべた。

　ドラマ復帰作は週刊新潮編集部を舞台にした社会派サスペンス。主演の石黒賢(47)演じる担当編集者と酒井が演じる元敏腕編集者で作家を目指す女性を描いた物語だ。

　ドラマのオファーを受けたのは３月。台本を読み、過去のシリーズ２作品も視聴した上で先月23日に出演を決めた。09年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け誌上をにぎわせた週刊誌を舞台にした作品にも、「こだわりはなかった。ご縁を感じた。演じさせていただくことが大きかった」と抵抗はなかったと胸の内を明かした。