りえの超人エピソード ママ友うの証言

 天海祐希が心筋梗塞で降板した5月の舞台「おのれナポレオン」で、急きょ代役を務めた宮沢りえについて、18日放送のフジ系「ノンストップ!」で木曜のレギュラーゲストを務めるママ友のタレント・神田うのが、当時のりえのびっくりするようなエピソードを明かした。

 天海の降板決定は5月8日で、10日公演からはりえが代役として舞台に立った。ナポレオンの愛人アルヴィーヌ役で、セリフは130を超えた。りえはこれをノーミスで演じ切り、観客は総立ちで5分間拍手を続けたという。

 宮沢の相手役を務める山本耕史は、その間の疲労でNHKドラマの記者取材会を欠席したほどだった。

 わずか2日間の準備期間でのりえについて、うのが明かしたのは「娘さんの幼稚園で竹の子ダンスやってるんですよ。『いま竹の子ダンスやってきた。セリフ覚えなきゃ』って」という超人的なエピソード。しかもりえは、それを何気なくこなしていく。

 うのが「おのれナポレオン」を観劇したあと、公式ブログで伝えたところによると、りえを楽屋に訪ねた際に”男らしさ”とプロ根性を褒めたのに対して「男らし過ぎてそのうちヒゲが生えてくるんじゃないかなぁ~」と笑っていたという。

 7月の舞台「盲導犬」でも「私が見に行った日は昼公演だったんだけど、朝は娘さんの幼稚園の終業式に出てるんです」と、りえの超人ぶりは特別なことではないという。

 「ちゃんと朝ご飯は作るし、終日いないと夜ご飯も作っていくし、そんなりえさんを見ているとどんなに忙しくても人間、あれできない、これできないというのは言い訳ですね」と、うのはそんなりえのことを心から尊敬しているようだ。

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