80年代半ばに社会現象にまでなったアイドルグループ「おニャン子クラブ」内の４人組ユニット「ニャンギラス」のメンバー、立見里歌（４７）、名越美香（４７）、樹原亜紀（４４）、白石麻子（４４）が２８日、都内でトークショーを行った。４人そろって公の場に登場するのは約１年ぶりだが、プライベートでは今でも親交があるという。

　樹原が「実は、身長を小さく公表（１６９センチ）していた。本当は１７３センチでした」と告白すれば、立見も「（年齢詐称の人も）若干いた。私が学年的に一番上だったけど、実は３人くらい同級生がいたと思う」と衝撃発言を連発した。

　また、おニャン子内の派閥について、新田恵利（４５）の“新田派”と国生さゆり（４６）の“国生派”のほかに、“立見派”があったと言われているが「立見派はその他大勢です。派閥というより仲良しグループでしたよ。ただ新田派は少数ですよ」と内部事情を明かしていた。

　おニャン子クラブは１９８５年、フジテレビの番組「夕やけニャンニャン」から誕生した女性グループ。秋元康氏がプロデュースし、「どこにでもいそうな女の子」をコンセプトに、素人っぽさを売りにした。ＡＫＢ４８の“原型”とも言われる。

　メンバーの中には、新田、国生のほか、工藤静香、生稲晃子らがおり、解散後も芸能界で活躍している。

　また、「ニャンギラス」のほか、「うしろゆびさされ組」、「うしろ髪ひかれ隊」などの派生ユニットを生んだ。