NEWS雷雨で中止の仕切り直し公演
27日に雷雨のため中止となった人気アイドルグループ・NEWSのコンサートの振り替え公演が28日、東京・秩父宮ラグビー場で行われた。27日は開演後に激しい雷雨で中断、その後順延を決定した。決定後には、来場者87人が過呼吸や低体温症による体調不良を訴え、41人が病院に運ばれた。
この日も開演前に小雨がぱらついたが、公演は無事終了。小山慶一郎は「皆様の安全を第一に考えて、中断という決断をし、今日に順延しました。来られなかった方の思いも胸にして歌いました。昨日、退場される中で、体調を崩されたファンの方を別のファンの方が支えていて、助けていて、すごくNEWSのファンって温かいんだなと思いました。すごく愛を感じました。雨降って地固まる。これからテッペン目指して行きましょう!」とファンへの感謝を言葉にし、感無量の面持ちであいさつ。
増田貴久は「天気、晴れてくれてありがとう!昨日雨降ってきて、中断したのはすごく悔しかった。でも、これから先に、『こんなこともあったね』って思い出話ができる日が来るといいなと思います。来てくれたみんな、本当にありがとう」、加藤シゲアキは「昨日のことはメンバーみんな悔しいけど、今までのこと、昨日のこと含め、実感していることは、壁は乗り越える為にある。乗り越えていない壁もあるかもしれないけど、みんなで乗り越えていきたいと思います。9月には10周年イベントもあるし、この4人はNEWSをずっとやってきて、正直自信がある!だから最高のライブを、みんなで最高の思い出を一つずつ増やして行きましょう。愛しています!」とファンに呼びかけた。
手越祐也も「正直、今日ステージに登場するまで不安だった。でも、こんなにたくさんの人に来てもらって、本当にありがとう!みんなと俺らは無敵だね!」と笑顔で話した。
ライブ途中では、「体冷やさないでね」(小山)とメンバーがファンの体調を気づかう場面もあった。
27日のコンサートは、午後6時に開演。途中で激しい雷雨になったため、中断し、午後7時45分に順延を決定。メンバーが発表した。
中止決定後には体調不良を訴えるファンが続出し、ステージ上でメンバーが「体調悪い人はすぐ言ってね」「スタッフ、早くここに来て」などと声をかけるなど、スタッフと協力して誘導。「ごめんなさい」「明日また来て下さい」などと言葉をかけ、観客3万5千人が帰るのを見送った。