佐伯日菜子、離婚後初登場 涙で謝罪
女優・佐伯日菜子(36)が3日、横浜市内で映画「インターミッション」の舞台あいさつを行った。7月9日にサッカー元日本代表の奥大介氏(37)との離婚成立後、初めての公の場。佐伯は「いろいろありましたけど、こうして再スタートが切れてよかった」と涙を流した。
舞台あいさつ後の会見では、騒動について質問されると、「弁護士との約束もあり、お話しできません。ごめんなさい」と詳細は語らなかった。
佐伯が警察に通報したことで、元夫がDV容疑で逮捕されたのが6月6日。1カ月後の7月9日に離婚が成立していた。佐伯の所属事務所によると、6月の逮捕後、佐伯や2人の娘はしばらく、警察の保護下にあったという。
事件から2カ月。精神的には立ち直ったか、という問いには「大丈夫です」ときっぱり。「子供のためにも、一生懸命頑張っていくしかないです」としっかりとした口調で語った。
この日、佐伯は、舞台に登場した時から目を赤くしており、「このたび、いろいろご心配をおかけしました」と客席に向かって話し始めると、感極まって、声を詰まらせた。
共演者や監督から「また一緒に(作品を)作りましょう」と花束を渡されると、涙、涙…。「いろいろありましたけど、こうして再スタートが切れてよかったです。本当にありがとうございます」と涙で再出発を誓った。
佐伯と奥氏は2002年に結婚。同年に長女が、03年に次女が誕生したが、今年6月、奥氏が佐伯を「今から殺しに行く」などと電話で脅したとして、逮捕された。その後、佐伯との示談が成立し、同27日に起訴猶予となった。7月9日に離婚が成立し、2人の娘の親権は佐伯が持つこととなった。