ヒロミ たけしの豪快伝説を披露

 お笑いタレント・ヒロミ(48)が19日夜に放送された日本テレビ系「しゃべくり007 真夏の2時間SP」に出演。ビートたけし(66)の豪快伝説を明かした。

 現在は、トライアスロンやラリーレースに参加するなど、多彩な趣味を生かし、お笑い以外の活動も盛んな“元祖武闘派芸人”のヒロミは、若手時代から大物芸能人にかわいがられてきた。

 たけしもその一人で、一緒に飲みに行った時には、たけしが道路で工事している見ず知らずの人に、気前よく「はい、はい」と次々とお金を渡していた豪快伝説を披露。「もらう方も『何で?』って(びっくりしてた)」と明かした。

 たけしは1994年8月、バイク事故を起こして重傷を負い、生死をさまよった。頭蓋(がい)骨陥没骨折、あごや右ほほなどの複数箇所の骨折、右目がほとんど動かない動眼神経のマヒと顔面マヒ…。顔じゅうぐちゃぐちゃになってしまっていたたけしと、リハビリ中のスポーツジムでばったり会ったヒロミは、サウナで2人きりになった時に「おじさん(※ヒロミはたけしをこう呼ぶ)、まだ会見する前(※退院前)で、顔に針金(手術箇所を固定、補強するワイヤ)がぐちゃぐちゃに刺さってたらしいの。『針金抜いた時、いてーのなんのって。俺、おでんの気持ち分かったよ』と言われたんだよ」と明かし、困難な状況でも周囲を笑わせようとしたたけしの精神力に脱帽していた。

 ヒロミはまた、「最高月収」にも言及。25、6歳で独立していたヒロミは、全盛期で週10本のレギュラーを持っており、「最高月収?5~6千万円」と笑いながら告白。これには、くりぃむしちゅーらレギュラー陣も「え~~っ?!年じゃなくて月??」と仰天していた。

 【ビートたけしのバイク事故とは】

 たけしは1994年8月2日未明、酒気帯びバイク運転で転倒。頭蓋骨陥没骨折のほか、あごに2カ所と、右ほおの骨折が判明。右目はふさがったままで、その後も顔面マヒが続き、9月27日の退院会見では、右目がほとんど動かず、唇の左側がひきつるなど、顔の左半分は大きくゆがみ別人のようだった。

 あえてありのままの姿をさらけ出したたけしは、事故当時の記憶が失われていることを明かした上で、事故の写真を後日見た時、道路に滝のように流れる血の塊を目にして「こりゃ死んでるな、なんで生きてるんだろう」と思った、と振り返った。

 会見を見た専門家ですら「完全回復は難しい」との見解を示したほど、とても現在の姿が想像できないほどの、痛々しい姿だった。

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