宮崎駿監督 「風立ちぬ」を最後に引退
映画「千と千尋の神隠し」(2001年)、「となりのトトロ」(88年)などで世界的に知られる宮崎駿監督(72)が引退することが1日、明らかになった。
宮崎監督の最新作「風立ちぬ」(公開)がコンペティション部門に出品されている「第70回ベネチア国際映画祭」の公式会見でスタジオジブリの星野康二社長(57)が発表した。
公式上映前の会見の最後に星野社長が「『風立ちぬ』を最後に宮崎監督は引退することを決めました」と発表。本人不在の突然の引退宣言に、世界各国のメディア関係者も騒然となった。宮崎監督は6日に都内で会見する予定で、そこで自ら心境を語ると見られる。宮崎監督は映画祭には出席していない。