みの自粛の朝ズバッ出演者沈痛に決意
日本テレビ社員の次男が11日に窃盗未遂容疑で逮捕された司会者のみのもんたさん(69)が、16日からTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」(月-金、前5:30-8:30)への出演自粛に入った。
番組冒頭、みのさんに代わって司会進行を務める井上貴博アナウンサーをはじめアナウンサー、キャスター6人が横に並んで立った。
井上アナが「朝5時半を回りました。朝ズバの時間です。既に報道されている通り、番組の司会者であるみのもんたさんは今日から朝ズバの出演自粛となりました」と伝えた。
早朝からの放送で、普段ならみのさんをはじめ出演者一同が元気な笑顔を並べるオープニングだが、この日は井上アナをはじめ沈痛な顔が並んだ。井上アナは番組ホームページで「日本を代表する司会者、みのもんた…そのみのさんに食らいつこうとする…」などと自己紹介している。
「私たち出演者一同、コメンテーターの皆さん、そしてスタッフ一丸となってお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いします」と井上アナが締めたのを合図に、全員で頭を下げた。
みのさんは13日、「報道に携わる人間として」という理由で、司会を務める報道番組への出演自粛を発表した。「公明正大でなければならないキャスター。ややもすると身びいきになってしまうかもしれないと思って決めました」と言葉を詰まらせながら語っていた。