みの次男再逮捕 父への説明と食い違い
タレント・みのもんたの次男で日本テレビ社員御法川雄斗容疑者(31)が他人のキャッシュカードで現金を下ろそうとして逮捕=窃盗未遂容疑=された事件で、警視庁捜査3課は1日、酒に酔って寝ていた男性会社員のバッグを盗んだとして、同容疑者を窃盗容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は8月13日午前1時ごろ、港区新橋のコンビニ前の路上で酔って寝ていた男性会社員から、キャッシュカードなどが入ったバッグ(計3万円相当)を盗んだ疑い。現場付近の防犯カメラに、御法川容疑者が男性のバッグを取り上げて走って逃げていく様子が写っていた。
父であるみのは、9月13日に神奈川県鎌倉市の自宅で“謝罪”会見。その際、「1週間ぐらい前」(※9月6日ごろ?)に、次男から連絡があり、警察の職務質問を受けたことを聞いたことを明かしていた。
次男は職質の経緯について、みのに「コンビニのATMでカードで2万円おろして食事に行った→食事の後、タクシーに乗る時に財布がないことに気づき、コンビニのATMに→ATMの上にカードが3枚置いてあり、その中に自分の銀行と同じカードを発見→自分のものだと思い、『残高照会』した。『残高照会』したのは、自分のカードから引き落とされていないか不安だったから→警察に職務質問をされたが、その後財布が見つかり、身分照会できたので、そこまでとなった(釈放された)」と説明したという。今回の再逮捕容疑とは食い違う説明をしている。
みのは、職質騒動を聞き、次男と「財布が見つかってよかった」という話をしたといい、9月11日に次男の妻から逮捕を知らされた時は、「そんなバカな」と思ったという。会見では「みのもんたのせがれじゃなかったら、こんなに大騒ぎにならなかった」と過熱するマスコミ報道をチクリと“批判”する場面もあった。
また、騒動後初の生放送番組となった9月21日のラジオでは、「私が世間を騒がせたつもりは全くない。私が何をやったわけでも何でもない」と話し、次男に関する一部週刊誌などの報道については「いじめに近い、誹謗(ひぼう)中傷というのもあった」と怒りをにじませていた。