326 19解散の真相を暴露
かつてユニット「19(ジューク)」のメンバーとして、ビジュアル面や作詞を手がけてきた“イラストライター”の326(ミツル)が3日夜にTBS系で放送された「東野・有吉のどん底」に出演。人気絶頂の時期に数億円を稼ぎ出していながら、月収はわずか10万円だったことなど、知られざる不遇時代を激白した。
佐賀県出身の326は、高校卒業後、福岡のデザイン専門学校に通いながら、インディーズで326として活動を開始。イラストにメッセージを載せた作品が人気となり、1998年には、岡平健治、岩瀬敬吾と「19」を結成。ジャケットデザインや作詞を担当し、「あの紙ヒコーキ くもり空わって」などが大ヒット。その後、326が脱退し、19は2人組ユニットとなり、2002年3月に解散した。
326は、「あの紙ヒコーキ‐」が大ヒットした人気絶頂時、3億円ほどを稼ぎ出していたと推定されるが、実際には「手取り10万円いくかいかないか」だったことを告白。当時所属していた事務所には「芸能界は大変な世界で、売り出すのにお金がかかる」と言われ、納得していたとも話した。
当初は3人組で売り出した19だったが、いつのまにか、事務所の方針で2人組ユニットに。敬吾と共作で手がけていた作詞についても、「『これはちょっとどうだろう、敬吾(の作詞)ってことで…』ということはありました」と内情を明かした。
19の解散もテレビの報道で知ったそうで、「2人が最後のライブか何かで『3人で話し合って決めました』って言ってて。……そうなんだ、と」とストーリーができていたことに驚いたことなど、解散の“真相”についても触れた。
現在は爆笑問題らが在籍する芸能プロダクション「タイタン」に所属。「タイタン、最高ですよ。ぼく、今が一番幸せです」と笑顔で話していた。