安藤サクラ 主演作公開前夜眠れず
女優の安藤サクラ(27)が5日、都内で主演映画「今日子と修一の場合」の公開初日舞台あいさつに登場した。
父で俳優の奥田瑛二(63)が監督した作品に出演するのは2007年のデビュー作「風の外側」以来6年ぶり。当時、「次に監督の作品に出るときは何かしらの戦力に」と考えていたという安藤は「“力になれたかな”と考えると、昨日の夜は寝られませんでした」とプレッシャーを感じていたことを告白した。
娘として映画を企画している奥田の姿を見ていただけに「色んな立場から、たくさんの方に見ていただきたいです」と猛プッシュ。一方で「衣装選びのために、2人で渋谷に買い物に行ったりと、普通、俳優としては有り得ないようなこともできたので楽しかった」と親子ならではの喜びも明かした。
映画は東日本大震災で人生が大きく変わった男女を描いた作品で、安藤は夫で俳優の柄本佑(26)とも共演した。家族ぐるみで取り組んだ作品に奥田は「普通、映画は企画に3年かかるんですが、この作品は撮るものがすでにそこにあった」と感慨無量の表情を見せていた。