ももクロ事務所 ぴあ内部告発者に感謝
ぴあが、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のムック本「ももクロぴあ vol.2」の印刷部数を印税支払先である所属事務所「スターダスト」に虚偽報告し、印税の支払額を本来よりも過少にしていた問題で、スターダストが20日、ホームページで見解を表明した。見解では「勇気をもって書面をお送りくださった方に感謝」「行動を起こしてくださった方に全面的に協力」としており、内部告発者への感謝と今後の協力を惜しまないことを明かした。
スターダストの見解抜粋は以下の通り。
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平成25年10月18日、当社所属のももいろクローバーZのムック本「ももクロぴあ vol.2」(ぴあ出版)に関して、印刷部数に虚偽の報告があり、印税額が本来より過少であったことが発覚致しました。
当社宛てにぴあ株式会社の内部不正を指摘する書面が届きました。主に以下のような内容でした。
~(略)この本の発売直後、編集担当責任者が取締役COO事業統括本部長に以下のことを話したそうです。
・部数を当初より増やしているが、そのことをスターダストに伝えていない、ごまかしている。
・いまさら部数が違うといったら、ごまかそうとしていたことはバレバレでトラブルになるので口裏を合わせてください。
・それに対して取締役COO事業統括本部長が同意した。
・私は編集担当責任者の不正行為が止められること、そしてこの人の物を作ることへのモラルのなさ、また物を作っている人へのリスペクトのなさが嫌で嫌で仕方なかったので、それが食い止められればそれで十分です。
ぴあ株式会社様とは相互の信頼関係をもって誠実にお取引させていただいておりました。ところが本件のような事態が発覚したことにより、これまでの信頼関係を根底から揺るがすことになり、誠に残念に思っております。
このたびは勇気をもって書面をお送りくださった方に対し、誠に感謝しております。
しかし、本件が影響を及ぼし、その方が不当な扱いを受けておられていないか、今後の職場での環境を守ることができるかどうか、非常に懸念しております。
勇気ある行動を起こしてくださった方に対して、当社は全面的にご協力させていただきたく、今後も引き続き対応を続けてまいります。