いいとも終了 爆問には2時間前に連絡
1982年10月から続くフジテレビ系「笑っていいとも!」(月~金曜、正午)が来年3月で終了することが22日、発表された。司会のタモリが番組のエンディングで、サプライズ発表したものだが、レギュラー陣には、本当はいつ番組終了が伝えられていたのか‐‐。
爆笑問題の所属事務所社長で、太田光の妻である太田光代さんは、デイリースポーツの取材に、22日の番組放送開始の2時間前、午前10時ごろに連絡があったことを明かした。
光代さんは「連絡が来るまで(番組が3月で終了することを)知らなかった」という。太田は連絡があった時には、仕事をしており、テレビでの発表後に知ったはずだという。
ほかのレギュラー陣にも同じころ、事務所に連絡が入っていたと推測される。木曜レギュラーなのに、22日のエンディングに“ゲスト”として飛び入り出演した笑福亭鶴瓶は、スケジュール調整もあり、事前に知っていたと思われる。
太田は23日、水曜レギュラーとして「いいとも!」に出演。番組冒頭で「ちょっと待って」とタモリの進行を制止し、「やめるって、なんですか!冗談じゃない、オレ、聞いてないよ」と血相を変えて訴えた。
「申し遅れました」と平謝りのタモリに対し、太田は「これ、やっぱり息子の犯罪が(原因)?」とみのもんたの次男逮捕に引っかけてブラック・ジョークでなおも応戦。「オレに子どもいない…」とタモリを慌てさせた。
さらに「やめないですよね」と絡みつく太田に、「いや、終わります」とつぶやくように答えたタモリは、「これ、楽屋で話そうよ」と最後は逃げ腰になっていた。
また、今年4月からレギュラー(水曜)に起用されたパンサーの尾形貴弘は、「お願いします、続けて下さい!」と土下座で番組続行を直訴していた。
なお、爆問・太田の相方、田中裕二は金曜レギュラーを務めている。