みの次男、正座で「ごめんなさい」
次男が窃盗容疑で逮捕され、TBSの報道2番組を降板したタレント・みのもんた(69)が26日、都内のホテルで記者会見を開き、息子さんに一言、と求められ、「バカヤロウッ!」と大声で一喝した。みのは次男が処分保留で釈放後、次男の自宅を訪れ、対面したことも明かした。
次男は9月11日に窃盗未遂容疑で逮捕され、今月1日に窃盗容疑で再逮捕。同3日に処分保留で釈放され、8日に日本テレビから諭旨解雇処分を受けている。次男には妻子がいる。
みのは、釈放後、「息子の顔を見に行った。顔見て、5分で出ていった」と自宅を訪れたことを明かした。みのによると、次男は板の間で正座しており、「ごめんなさい」と謝ったという。
「その後何か言いかけたが、僕は無視して出て行った。かける言葉がなかったから」と逮捕後初の父子の対面の状況を説明した。
みのの次男は8月13日未明、酔って路上に寝込んでいた40代男性会社のキャッシュカードを使って、コンビニのATMから現金を引き出そうとしたとして、9月11日に窃盗未遂容疑で警視庁に逮捕された。
みのは9月13日の会見で、次男から逮捕前に警察の聴取を受けたことを聞いていたことを認めた。その上で、次男からは「コンビニで買い物後、財布を紛失し、店に戻るとATMの上にカードが置いてあったので、使われたのでは、と思い残高照会をしようとした」と説明を受けていたことを明かし、「息子(の言い分を)信じたいし、警察も信じたい」と話していた。
みのは、この日の会見の中で、「(子育ての)何かが間違っていたのか…不完全な形で世の中に送り出してしまったのか…。だとしたら父親としての責任があるな、と思い至りました。親子の縁は切れない。その責任は父親である私にあります。申し訳ありません」と謝罪した。