上田竜也、新生KAT‐TUN意気込む
KAT‐TUNの上田竜也(30)が1日、都内で、主演舞台「冬眠する熊に添い寝してごらん」(2014年1月9日~2月1日、東京・Bunkamuraシアターコクーン)の製作発表に出席し、新生KAT‐TUNの意気込みを語った。
元メンバーの田中聖(27)の解雇から約1カ月。上田は、「5人で話し合って、今は前を向いている。僕らが前を向かないとお客さんもついてこない」と決意表明。ファンに対しては、「KAT‐TUNはKAT‐TUN、田中は田中で応援してもらえれば」とメッセージを送った。
舞台は、演出家の蜷川幸雄氏(78)と初タッグで挑む。蜷川作品に出演経験のあるV6・岡田准一(32)から「セリフを変えたら怒られた」と助言をもらった上田は、「一言一句、変えないで行きたい」。蜷川氏といえば、灰皿を投げつけるイメージが強いがボクシング経験者の上田は、「ガッチリ後ろに手を組んで返すことのないようにしたい」と“絶対服従”を誓っていた。
一方、ジャニーズタレントを「ただ者じゃない集団」と評価する蜷川氏は、上田の起用理由を語った。
以前に舞台会場でジャニー喜多川社長(82)とKAT‐TUNの亀梨和也(27)と遭遇。その際、社長から「この人がいいんだよ」と亀梨を紹介されたことからKAT‐TUNに興味を持ったという。
蜷川氏は「目障りな人(上田)がいて、ひっかかった。素直じゃなさそう。角度が違う人に親近感を持つ」と上田の魅力を感じ取ったという。現在は「荒馬を乗りこなすつもりでやっている」と個性派・上田の演出を楽しんでことを明かしていた。