ＴＢＳの定例社長会見が２７日、東京・赤坂の同局で行われ、同席した佐々木卓編成局長は、視聴率が３・０％を記録するなど低迷するドラマ「夫のカノジョ」（木曜、後９時）について、「８話で打ち切りになった」と『打ち切り』を認めた。同ドラマは２１日に放送された第５話の視聴率が３・０％を記録。１２月１２日放送の第８話で放送終了することが明らかになっている。

　同ドラマは第５話放送当日の２１日に第８話で放送終了することが明らかになっていたが、同局関係者は「打ち切り」という言葉は使っておらず、「当初の予定通り」などと説明していた。

　佐々木氏は、川口春奈主演の「夫のカノジョ」について、「大変厳しい視聴率になって８話で打ち切りになった」と苦しい表情。「番組の制作陣を含め、出演陣には熱演していただいてますし、編成が大きな責任を持つ話。これから分析と検証をして、今後に生かしたい」とコメントした。

　「夫のカノジョ」の視聴率は初回４・７％、第２話４・８％、第３話３・７％、第４話３・１％、第５話３・０％。（数字はビデオリサーチ調べ、関東地区）