人気アイドルグループ、ＫＡＴ‐ＴＵＮが２７日、日本テレビ系「ベストアーティスト２０１３」に生出演した。素行不良などを理由に田中聖が９月いっぱいで所属事務所を解雇されたことについて、亀梨和也が「本当にご迷惑、ご心配をおかけしました」と改めて謝罪。４人での再出発を誓うと、進行役を務めていた同じジャニーズ所属の先輩、「嵐」の櫻井翔が「ぜひ４人のＫＡＴ‐ＴＵＮもよろしくお願いします」とメンバー４人とともに頭を下げた。

　田中の解雇は１０月９日に明らかになったが、脱退後、４人が生放送の音楽番組に出演するのは初めて。

　歌唱前のトーク部分で、亀梨がメンバー４人を代表し、「本当にたくさんの方たちに、ご迷惑、ご心配をおかけしてしまったこと、申し訳なく思っています。ですが、皆さんの支えが、今ぼくらグループにとって最も重要なんだということを再認識しました。引き続き、この４人で新たな扉を開いていきたいと思いますので、温かい声援よろしくお願いします」とあいさつ。

　亀梨の隣に立っていた櫻井も「皆さんぜひ４人のＫＡＴ‐ＴＵＮもよろしくお願いします」と頭を下げた。

　この日の番組で、新生ＫＡＴ‐ＴＵＮは、代表曲「Ｋｅｅｐ　ｔｈｅ　ｆａｉｔｈ」とこの日発売となったミニアルバムに収録されているタイトル曲「楔‐ｋｕｓａｂｉ‐」を歌唱した。