尾上菊之助喜び会見 命名『和史』
28日に第1子となる長男が誕生した歌舞伎俳優・尾上菊之助が29日、東京都中央区の松竹稽古場で会見。「とても感動しました」と父となった喜びを幸せいっぱいの様子で語った。また、本名・寺嶋和康から一字とって、「和史(かずふみ)」と名付けたことを明かした。
妻・瓔子(ようこ)さんは28日午後5時57分、都内病院で出産した。28日は昼頃にけいこが終わり、すぐに病院に駆けつけ、出産に立ち会うことができたという菊之助は「(出産の瞬間は)親ばかですけど、ビデオを構えて撮ってしまいました。不思議な感じですが、感動しました」と顔をほころばせた。
義父で歌舞伎俳優の中村吉右衛門も待望の初孫の誕生に、けいこを終えてすぐに病院に駆けつけたといい、「『本当におめでとう』とうれしそうでした」と」と話した。瓔子さんは吉右衛門の四女。
姉で女優の寺島しのぶには写真メールで出産を報告。「でかした!」と祝福されたことも明かした。フランス人アートディレクター、ローラン・グナシア氏と結婚した寺島は、昨年9月、第1子となる男児を出産している。
また、母・富司純子からは「よくやった、と(瓔子さんを)ほめてあげて」とキラキラのデコレーションメールが届いたという。
跡取りとなる息子には、本名の和康から「和」の一字と、歴史の「史」をとって、「和史(かずふみ)」と命名したことを報告。「妻と相談して、今月くらいに決まってきました」と幸せいっぱいの表情で語った。
今年3月に長男・勧玄(かんげん)君が誕生した市川海老蔵、今年5月に次男・哲之(のりゆき)君が誕生した中村勘九郎らからも祝福メールが届いたという。