酒井法子、舞台降板騒動で謝罪
俳優・今井雅之が主演・脚本・演出を務める舞台「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」(来年3月上演)を降板したと伝えられる女優・酒井法子が7日、マスコミ各社にファクスを送り、「残念な結果になってしまい、申し訳ありません」と謝罪のコメントを発表した。事実上“降板”を認めた形だ。
酒井は所属事務所を通じて、7日夜、ファクスを送付。「この度はこのような残念な結果になってしまい、又大変ご迷惑をお掛け致しましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と“降板”を謝罪した。詳細については明かしていない。
覚せい剤取締法違反事件で有罪判決を受け、昨年12月の舞台で女優復帰した酒井は、この復帰舞台で今井と共演した。プライベートでも親交のあった今井に対し、「今井さんには復帰の舞台で大変お世話になり心より感謝致しております」と感謝の言葉をつづった。
また、「3月の舞台『手をつないでかえろうよ』の成功を陰ながらお祈り致しております。大変申し訳ありませんでした」と続けた。
酒井の“舞台ドタキャン騒動”は、6日、今井が自身のブログで「酒井さんの事務所が酒井さんの降板を申し入れてきました」「まぁーいわゆるドタキャンの理由を聞いたのですが、明確な理由はいただけず、“出演承諾はしていない”との一点貼り」などと、同舞台にメーンキャストとして出演が決まっていたはずの酒井の事務所から、舞台降板を申し入れられたことなどを悔しさをにじませながら、明かしたことで、発覚した。
酒井の事務所側は「正式に(出演の)契約をした覚えはない」と反論。正式な契約書を交わしていないにもかかわらず、出演する方向で話が進んでいたとの主張だった。
対して、今井は「7月に事務所に出演を依頼し、快い出演承諾をしていただいた」との認識だった。
また、6日のブログでは「事務所の社長がああでは…。余計な心配ですが不安に思っております」と、酒井の所属事務所社長を批判する記述もあった。
6日にインターネットなどでニュースになったことを受け、今井は7日未明、ブログを更新。「ホンマに私のブログごときで世間を騒がしてしまいすみませんでした!」と自身のブログでの発言が発端となり、大きな騒動となったことを謝罪。「特に酒井法子さん、そして彼女のファンの皆様に、結果的に不快な想いをさせて申し訳ございませんでした!」と酒井側に対しても謝罪した。
また、事務所への“怒り”はあったものの、酒井本人に“罪はない”との認識のようで、「酒井法子さんは何も悪くないしこんな騒動に巻き込んだ全てはこの今井雅之が悪いです」と重ねて記していた。