市川段四郎 体調不良で京都南座休演

 歌舞伎俳優の市川段四郎(67)が体調不良のため、京都市の南座で上演中の「吉例顔見世興行」を千秋楽の26日まで休演することが8日、分かった。

 段四郎は「義経千本桜 川連法眼館(かわつらほうげんやかた)の場」に出演していた。代役は市川寿猿(83)が務める。関係者によると、段四郎は公演続きで疲労が蓄積し、体調不良を訴えた。年内は大事を取って休養し、年明けからは仕事に復帰するという。

 段四郎は今公演で襲名を披露している市川猿之助(38)の父。猿翁(73)の弟で澤瀉屋一門の重鎮でもある。今年は1月の大阪松竹座、4月の金丸座、6月博多座でも休演していた。

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