ほっしゃん。現在もおねしょ告白
お笑いタレント・ほっしゃん。(42)が14日に読売テレビで放送された「笑いの金字塔 よしもと黄金列伝!」に出演。宮川大輔(41)とのコンビ「チュパチャップス」解散の真相、解散後の4年間で1つしかお笑いの仕事がなかったこと、若手時代から現在も頻繁におねしょをしていることなど、赤裸々に告白した。
ほっしゃん。は高校卒業後に吉本のタレント養成所「NSC」に9期生として入所。一歳下の宮川と卒業公演直前の1991年にコンビを結成した。
同年、吉本所属の若手お笑いコンビ6組(ナインティナイン、雨上がり決死隊、FUJIWARA、バッファロー吾郎、へびいちご、チュパチャップス)で「吉本天然素材」を結成し、ブレーク。当時を振り返り、「コンビ2年目で(月収が)70~80万円だった」と高額ギャラをもらっていたことを告白した。
しかし、大ブレークしたナイナイが94年に、雨上がりが96年に「天素」を脱退し、99年に「天素」は解散に至った。
番組にVTRで出演した宮川は、天素解散がきっかけで、「このままお笑いの自信もないのに続けていくのは失礼かな。お笑いへの情熱もなくなってた」と思い、ほっしゃん。に「もう別れへん?」と解散を持ちかけたことを打ち明けた。
コンビ解散後、ピン芸人となったほっしゃん。の仕事は激減。28歳から31歳までの4年間で、仕事は3日間のロケの仕事1つだったといい、売れっ子になっているナイナイへの嫉妬心から「ナイナイがテレビに出てたら(電話が鳴ってスタッフに怒られてほしい、と思い)、矢部の携帯に電話したり、『滑れ~滑れ~』と思ってた」とことなど衝撃の事実を告白した。
元来、人見知り。極度の緊張のため、若手時代から頻繁におねしょを繰り返していたといい、現在も「大きな仕事の時にはおねしょしてしまう」と告白。仕事が激減した時代には、感情のコントロールができなくなり、突然嗚咽が止まらなくなったり、声が出なくなりかけたこともあったことを明かした。
どん底からはい上がり、2005年にR‐1ぐらんぷりで優勝。11年にはNHKの連続テレビ小説「カーネーション」に出演するなど、役者としても活躍するように。元相方の宮川からは「解散してよかったと思う。別れてからみんなに知ってもらうようになったというのは、他のコンビにはないこと。誇りにしてもいいんちゃうかな」とのメッセージが送られ、笑顔を見せていた。