米国でアカデミー賞に並ぶ栄誉を誇る「トニー賞」を３度受賞した米ミュージカルスターのヒントン・バトル（５７）が１４日、大阪・なんばグランド花月で公演「アメリカン・バラエティ・バン！」の初日を迎えた。終了後の会見では観劇した吉本新喜劇の島田珠代（４３）が、独身のヒントンに持ちネタの「チ～ン！」をお見舞いして求愛。３度目の夫となってとキスを迫る暴走に、ヒントンもノリノリで応じた。

　同公演は、１９８７年の同劇場こけら落としでも上演されたソング＆ダンスショーの２６年ぶり再演。終了後の会見で、ヒントンは「予定したことを全部こなした。いいショーだった」と満足そうに語った。

　そこに観劇していた島田が登場し、自身がデビュー当初に２６年前のショーも観劇したことを明かし「ヒントンさんのダンスの進化と同じく、私もこの２６年で２度離婚して進化しました！」と自虐ネタで笑いをとった。これにウケたヒントンが、握手を求めようとすると、なんと島田は持ちネタの股間を指で弾く「チ～ン！」をヒントンに炸裂。これにヒントンは「オゥ！」とリアクションを入れた。

　突然の暴挙に出たことを島田が「チ～ン、マイ、ギャグ、ソーリー」とわびると、ヒントンはノリよく「３度目（の結婚）はどうだ」と迫り…なぜか意気投合した２人は抱き合い、ヒントンが島田の頬にキスする展開に。島田は「さすがは一流のチ～ン！でした」と感想を語り「愛をはぐくんでいきたいと思います。好き！」と大喜びだった。

　公演は来年２月１４日まで。