中村福助、歌右衛門襲名披露興行を延期
脳内出血のため療養している歌舞伎俳優中村福助(53)が、来年3、4月の「三月大歌舞伎」「四月大歌舞伎」で七代目中村歌右衛門襲名披露興行を延期することが20日、決まった。また、福助は腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)の合併症の治療も受けていることが分かった。同日、松竹が発表した。
脳内出血の治療を受けている福助は、医師から後遺症について「総合リハビリテーションにより、極めて順調に回復している」と診断されたという。
しかし、腰部脊柱管狭窄症の合併症の治療も受けており、継続して治療する必要が生じたという。
そのため、「三月大歌舞伎」「四月大歌舞伎」での七代目中村歌右衛門襲名披露興行、息子の六代目中村児太郎の十代目中村福助襲名披露興行を延期する。
今後の日程については改めて発表するという。