新里宏太 レコ大新人賞を受賞
「第55回 輝く!日本レコード大賞」の最終審査会が30日、TBS系で生放送され、最優秀新人賞を、今年7月にデビューした現役高校生シンガー・新里宏太(18)が受賞した。
1981年の近藤真彦以来、男性ソロ歌手としては32年ぶりの10代での最優秀新人賞受賞となった。
プレゼンテーターとして登場した俳優・阿部寛から受賞が発表されると、口を手で押さえて驚きの表情を浮かべた。盾を受け取ると「この1年、ここを目標にやってきた。ファンの皆さんや、スタッフの皆さんに支えられ、僕一人でいただけた賞じゃないなと実感しています」と笑顔をはじけさせた。デビュー曲の「HANDS UP!」を腕を上げ、ガッツポーズを繰り出しながら、力強く歌い上げた。
新里は、11年のジュノン・スーパーボーイコンテストで決勝に進出したイケメンで、芸能事務所数十社による争奪戦の末、7月にデビューした。デビュー曲がいきなりフジ系アニメ「ワンピース」の主題歌に抜てきされた。現在、高校3年生で受験生と歌手の二刀流で奮闘している。
新人離れしたひょうひょうとした雰囲気は、独学で習得したメンタリズムのおかげ。2年目のジンクスについても「自分が楽しむことで、克服できると思う」とクールに語った。
最優秀新人賞の候補には、新里のほか、Juice=Juice、福田こうへい、杜このみがノミネートされていた。